top of page

Hinoe色の日々vol,64「更新するということ」

「更新するということ」


みなさま、こんにちは。こんばんは。

今週は様々な事を考えさせられる日々でした。

米・中東の緊張感はもちろんのことですが、3.11という大きな出来事を思い出す週でもありました。


平等や平和・自由について考えさせられる時間でした。


そんな中でも椎茸の準備を始めます。

これは今年切った原木です。だいたい18年くらいの年輪です。この木が生まれた18年前…私たちはいったい何をしていたでしょうか



コナラの年輪
コナラの年輪

私たちのロゴはこの木の年輪をモチーフにしています。昨年、そのことについて書いたブログです。まだ、ブログを始めたばかりでなんか恥ずかしいですが、ご興味ありましたらぜひご覧ください。

Hinoeのエチケット
Hinoeのエチケット

原木林の管理は木を育てるための下草刈りやどんぐりを蒔くと言う地味な作業から、木の伐採など様々です。

木を伐採すると森林環境破壊とも間違われる昨今ですが、山は更新と言う作業が必要です。

特に、一度人の手が入った山は自然の中に人が入ることで成立するんです。山をいくつかに区分けをして、順番に伐採し、ひこばえを育て、また伐採するという繰り返しの作業が必要になります。こうして、人と森林、植物が一体となって途切れることのない循環を作っています。


ちなみに、私たちは平地林を管理するようにしています。林業従事者が減る中で危険を伴うところに入り続けるリスクは高くなる一方です。安全もある程度確保でき、木を更新することを大切にしています。それが、この山を長く、健やかに繋いでいく道だと思っています。続けていくためには、無理をしすぎないという潔さも時には必要だという気持ちがあります。


木を切って更新することは環境にもいいんですよ。古い木が吸う二酸化炭素は少ないですが、切った後に出てくるひこばえは猛烈な勢いで二酸化炭素を吸ってくれるんです。

街路樹や公園の木を伐採すると環境破壊と誤解されることも多いですが、実際は更新するそれこそが環境を再生する道のりでもあったりするんです。


そんな中、突然の雪!

一面、雪景色になりました。

新里の雪景色
新里の雪景色

山の向こうから雲が越えてくる様子が見えますか?晴天の日には見ることのできない景色です。

今年初のタンポポ
今年初のタンポポ

畑ではどれくらいぶり?かのタンポポに会えました。タンポポの根っこの強さは皆さまご存知の通り。根っこも強いのに、種子繁殖のプロでもあるタンポポに学ぶことは多いです。

のび焼きの後に出たよもぎ
のび焼きの後に出たよもぎ

同じく宿根草のヨモギは先月ののび焼き(一般的には野焼きというのかな?)をして、焼けた後でも、根から芽を出します。


私たちもタンポポやヨモギのように強くありたいと自然から学ばされることは本当に多いです。


自然災害や人が起こす災いなど、生きることを取り巻く環境は厳しくも感じる時があります。この草花のように乗り越える力を持つこと、そして、意識も更新していく、それこそがきっと大切なことなんだろうなと思っています。


今週は福島のワインを探してみようと思います。震災復興支援でできたワイナリーもあるので、いくつか探してみようと思います。

皆さんはどんなワインを飲まれますか?

春の新しい門出を祝う一杯を楽しめますように…


Hinoe色の日々は毎週末に更新中。週末に自然環境のことや食のことについて少し思いを寄

せながら、楽しくワインを囲んでいただけたらなと思って書いております。



震災15年目にして思うこと

震災直後の福島第一原子力発電所の事故の影響で原木椎茸の農家は大変な影響を受けました。家業である原木椎茸栽培を辞めなければならなくなった方がいたり、私たちも行き場のない思いに苦しい思いをした時間が長かったように思います。この影響によりただでさえ斜陽になっていた原木椎茸の産業はさらに陰りを見せました。

15年経過し、宇都宮市は元の生活を取り戻していますが、原木椎茸の様に今も傷跡を残している産業もあります。そんなことにも気を留めていただけたら幸いです。

それでもたくましく乗り越えて・・

コメント


bottom of page