top of page

Hinoe色の日々vol,72「命の循環・文化の循環」

みなさま、こんにちは。こんばんは。

この初夏の季節の夕暮れはきれいです。

葡萄の芽がキラキラと宝石の様に光って見えて1日の終わりのご褒美の様に感じます。

先月、日本上陸50周年を迎えたことでニュースになっていた人気のアパレルブランド「Ralph Lauren」、赤坂迎賓館で行われた素晴らしいガラディナーには私の好きな豊川悦司さんも参加されていたりして♡気になったニュースの一つです。話は逸れましたが、ラルフの創始者ラルフ・ローレンも「夕暮れ」はカントリーサイドの最も美しい時間と表現していますよね。そんな豊かな美を感じるひと時です。


畑は芽かきの他に草刈りも大忙しです。この時期は鳥たちも産卵し卵を温め始めるとき。

皆さまの周りでもツバメやシジュウカラが忙しそうに子育てに奮闘している様子がうかがえるのではないでしょうか?

こちらはキジの卵!

ごめんなさい!気が付かずに割ってしまいました。

キジの母親は草刈り機の大きな音がしても動かずに、じっと卵を温め続けます。草刈り機の歯が体にあたって初めて逃げるのです。子供を守るという母の強さは本当に命がけで、とにかく感心をするを通り越して敬服に近い念をいだきます。


卵を壊してしまったことはあやまっても許されることではないのですが、自然の営みに寄り添う難しさを感じつつ、命の循環を邪魔してしまわないように今後は気を付けて。そして、できれば卵温め中っとわかりやすくお知らせを出しておいてくれたらな・・と思ったりもしています。



醸造所では念願の自動コルカーが導入されました。

今までは手動のコルカーを使っていたのでかなり肩に負担がかかっていましたし、時間もかかりました。

はるばるイタリアから!

メンテナンス方法などをしっかり教えていただいて,早速週末から活躍してもらうことにします。

いよいよ樽も導入予定なのですが、それに先駆けてラックが入荷しました。樽導入の実感が湧いてきました!楽しみです。

ただ、昨今は環境の変化や職人不足によりワイン樽の価格が驚くほど高騰しています。それは、日本酒の酒樽の世界でも起きていることだそうです。

こうした「道具や材料」の危機に触れ、ある言葉を思い出します。

先日の新橋演舞場での坂東玉三郎特別公演の際、「観劇するということは、表に見える『芸』だけでなく、それを支える衣装やかつら、舞台道具といった伝統文化そのものを支えることでもある」という趣旨のご挨拶をされていたそうです。これはワインの世界も、同じではないでしょうか。 私たちが一杯のワインを楽しむということは、ただ液体を味わうだけでなく、絶滅の危機にあるコルク樫の森を守り、伝統的な樽職人の技術を支え、この土地の風土を次世代へ繋ぐということでもある。

Hinoeのワインを手に取ってくださる皆さまの、そんな「文化の循環」を感じられる一部であれたらいいなと思っています。新しい樽ラックを眺めながら、そんなことを思いました。


夕暮れがきれいだった一日は琥珀色のHinoe amber 2024を飲みたくなりますね。

ぜひお試しください。キジの卵にも献杯・・


Hinoe色の日々は毎週末に更新中です。私たちの造るワインが「里山と食卓をつなぐ」そんな存在になれたらなと思いながら日々畑に立ち、ブログを綴っています。


コメント


bottom of page