Hinoe色の日々vol,96「ふたつの土地の歴史とひとくちのロゼ」
「ふたつの土地の歴史とひとくちのロゼ」
みなさま、いかがお過ごしですか?
私たちは…というと、
9月にはなかった爽やかな日々を満喫しています。

新里の風景です。
葡萄畑はどこ?って思うでしょうね
右の端、本当に右の端なのでたぶんみなさんがここかな?だと思っているところではありません笑
田んぼや畑、そのほか雑木林や山まで様々な植物が育っています。
新里の歴史は古く、縄文時代から人が住み、奈良時代には国の主要な農業地帯でした。実際に土器や石器などが出土しているそうです。そんな中、江戸時代に繁栄した徳次郎宿(日光街道の宿場街)の宿泊客の食事として農産物が持ち込まれていました。さらに、明治時代には大谷の採掘が盛んになり始め、その職人の食糧として野菜を販売し、まさに宇都宮北西部の台所・食材源として機能していたのですね。今もさつまいも・新里ネギ・宮ゆず・もちろんお米、それ以外もたくさんの四季折々の野菜が育てられています。
一方、こちらは山梨県。
葡萄を作っていただいている農家さんのところに2トン分の葡萄をとりに行ってきました。

山の地肌が見えているところはお祭りの時に鳥居の形に火が灯されます。鳥居平という場所です。この辺り一帯が菱山地域と呼ばれ、最高の甲州葡萄が取れるところです。ここで作られてる三橋さんの素晴らしい葡萄を買わせていただいてます。
山の地肌が見えてるところから下の山の裾野、濃い緑と違った色の部分は全て葡萄。
そのほか、写真にある黄緑の部分は全て葡萄です。
山梨県は言わずと知れた葡萄の産地、その歴史ももちろん古く、奈良時代に勝沼で葡萄を発見し医療に生かした伝説に始まりだそうです。江戸時代には甲州ぶどうが「甲州八珍」の一つとして幕府へ献上される一大特産品となったそうです。
明治時代には日本初の本格的なワイン醸造会社(現シャトーメルシャン)が設立され現代につながるという、葡萄のためだけの産地と言っても過言ではありません。
そんなところで作られた菱山の甲州葡萄

最高の甲州葡萄!そのまま食べてももちろん美味しい!綺麗な酸がありつつ、樹上完熟しているのでジューシーな甘さが食べ飽きることのない味わいです。
約半分は白ワイン用にすぐに絞ったので搾りかすです。

カスまでも綺麗。
さて。私たちの宇都宮の農業の歴史と勝沼の農業の歴史は本当に違います。そんななかで私たちは、もちろん美味しいワインを作るということを主軸にして、この先人たちが培ってきた様々な農産物を作って人々の身体を支えてきた農業の歴史を崩さず、さまざまな農作物と共に葡萄があることを目指しています。
産地の特性は土壌や適地であることは勿論だけど、そこに至るまでの古くからの先輩農業者の努力が現在を作っているんだなとその土地にお邪魔して、直接お会いしてお話を聞かせていただくたびに新しい発見があり、よりその土地のことを知りたくなりますね。
そんな甲州葡萄と宇都宮産のピノ・ノワールをアッサンブラージュしたGyoza de Roséのお話をしに宇都宮FMラジオ「レディオベリー」にお邪魔して生放送を楽しんできました。
23日から餃子のきらっせ(日替わり店舗)でGyoza de Roséのワインとシードルの提供が始まりました!鈴木事務局長ありがとうございます!

radikoアプリを取得されている方は
こちらで聞くことができると思いますのでぜひ!
私たちの拙い話やくだらない話?笑
Gyoza de Roséの開発秘話をお話ししています!
Hinoe色の日々は毎週末に更新中です。さまざまな角度から里山と食卓をつなぐお話ができたらなと思いながら綴っています。お時間ある時に読んでいただけたら嬉しいです。






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