Hinoe色の日々vol,36「初収穫、雷と食卓のしあわせ」
- hinoe.norico

- 8月22日
- 読了時間: 3分
更新日:8月29日
「初収穫、雷と食卓のしあわせ」
みなさま、こんにちはー。
残暑厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。
今年の残暑は11月まで続くとか…
冬の冷え対策に疑問さえ
持ちたくなる様な気候です。
っというのも、
私たちは今年、本当に過ごしやすくて…
夜にエアコンをつけたのは2〜3回でしょうか。
驚かれるのですが笑笑
昼間に畑で汗をかいていると、
夜はじっとしていられるだけで
涼しくて笑
なんと、貧乏性というのか?はたまた
健康的とでも言いましょうか?
最近よく聞く「猛暑」という言葉
これは2007年から使われた言葉らしく、
もう…かれこれ18年も
私たちヒトは猛暑と
お付き合いしているんですね。
わたしは農業という外仕事について約10年弱。
夏の過ごし方が上手になったのかも。
身体が現代の夏に順応してきたのかな?
なんて思います。そして、
葡萄もそうであってくれたら良いのになぁ…
っと思いながら、
2025年初の収穫の日を迎えました。

全房での仕込みを考えていた山葡萄。

葡萄の状態を見て、除梗することになりそうです。
傘は一旦地面に残して、葡萄をカゴに…のはずが…(傘は後ほど回収します)

葡萄を捨てて

傘をカゴに入れてしまったりして…
トホホ

いつもは2人で作業していますが、今回はエチケットデザインをしてくださってるn-worksさんが収穫に来てくださいました。
来てくださると、ガッツリ働かされるので、n-worksさんの写真はありません(笑)
明日も収穫して、山葡萄は一度落ち着きます。
写真がないのだけど、葡萄がなくなった畑は
生命が消えた様な感じがして少し寂しくもありますが、これが終わりではなく、収穫からが始まり。醸造も畑もですが、ここから来年への準備が始まるわけです。
葡萄も人も同じですね。
ひとつのミッションが終わると、次への始まり…
新しい段階に進むんですよね。
終わりなき旅(Mr.Children桜井さん好きです)というよりは「見えない先の楽しみを感じる」っとという方が合っているのかも。
また、明日から次に向けてのワクワクが始まるのです。
最後は新里町に落ちた雷の様子。
稲光と同時にドドーンっと大きな音が鳴り響き
どこに落ちたんだろうなーと思っていたら…

伝わるかなー。見えるかなー。
田んぼの真ん中にミステリーサークルの様に稲の色が変わっている円があるのがわかるでしょうか?
カミナリが落ちた跡です。
稲光っと文字に書いて驚きました。
読んで字の如くっといいましょうか?
カミナリは窒素分を生み出すため、
米づくりには必須アイテムですが、
こうして落ちてしまうと
お米の状態はどうなのでしょうか??
ちなみに…
葡萄は窒素分を多く必要としませんので、
カミナリはお暇して頂きたいものです。
さて、今日は初収穫を祝って
Hinoe amberをアジフライと合わせました。

甲州葡萄独特の苦味と、鯵の旨味が合う〜!
そして、Hinoe アンバーの渋みが
油をすっきりと流してくれます。

ソースとタルタルをかけた方が
フォトジェニックかしら?
盛り付けがいつも上手じゃなくて、
お恥ずかしい限りです。
質より量な肉体労働者なので。

今回の鯵は前職のJ事務局長からの頂き物。
仙台の海で釣ってきて、お裾分けくださいました。
古巣の皆様が、時折わたしのことを思い出してくれる事が本当に嬉しいです。
今週末、みなさまは何を飲まれますか?
冷やしたHinoe amberオススメです!
Hinoe色の日々は毎週金曜日に更新中です。
今週末はどんなワインを飲もうかな〜なんて思いながら読んでいただけたら嬉しいです。
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