Hinoe色の日々Vol,35 「立秋の空、平和を想う夜」
- hinoe.norico

- 8月13日
- 読了時間: 3分
「立秋の空、平和を想う夜」
こんにちは。
一滴も雨が降らない日々が続いたと思えば、連日の雨模様・・
更には九州地方や北陸地方では大雨による大きな被害が起きていることに胸を痛めております。お天気に関することに「猛」や「激」などひどい有様の言葉が飛び交う昨今に地球の変化が起きているのかなと不安になることもありますが、今、目の前にある作物にしっかり目を向けて対策を重ねていきたいと思っています。

こうしてたわわに実る稲を見ると安心するのは日本人の性でしょうか。
何か、漠然とした不安にかられた時は、農業地帯に車を走らせるとなんとなく安心感が得られるのではないでしょうか。
とはいえ、私たちのいる宇都宮市でも数日間の雨に悩まされました。畑はもちろんですが洗濯物も乾きにくくてうまくローテーションができずにいます。作業もなかなか畑に出られないので瓶詰作業やオリ引き作業などワイナリー内での作業が多くなっています。

季節はお盆前に立秋を迎えましたね。立秋を境に、次の日の朝から突然空が高くなり、「秋が来たな」っと感じさせる肌感がありました。
つい昨日までジージーと威圧的に泣いていたアブラゼミも急に大人しくなり、カナカナカナっと物寂し気にヒグラシが鳴くようになりました。
暑い暑いとはいえやはり季節は進んでいくんだなっと。そしてそれを一番先に気づけるような気がしてこの農業という生業の魅力のひとつでもあります。
皆様は一足先に秋を感じましたか?

先日、8月6日・9日は80年前に広島・長崎に原子力爆弾が投下された日でした。私は広島・長崎にはご縁が少なく、高校生の時に広島の原爆ドームに見学に行ったことを覚えていることと、漫画「はだしのゲン」に触れたことくらいでしょうか。
差し迫る戦いなく、平和に暮らすことができるのは幸せなことですが、どれだけの犠牲の上にこの平和が作られているのかと思うと、改めて先人たちに感謝しつつ、これからの平和のために自分なりに出来ることを模索していきたいと思います。
そんな想いを胸に、少し静かな時間を持ちたくなります。
大好きな祖父母に想いを寄せて…
ゆっくりとした食卓、懐かしい話を交わす声、湯気の向こうに笑顔が見えるようなひととき。

そんな場面には、Hinoe Koshuがよく似合うなーっと思っています。比較的まろやかな白ワインは、先祖や先人たちを偲びながら思い出話に花を咲かせてくれます。
少し早いですが今週は早めに更新させていただきます。
私も実家に帰って、元の実家メンバーでのんびりと楽しみたいと思います(笑)
皆様は家族そろって何を飲まれるんでしょうね・・
温かい団欒の端にHinoeのワインが寄り添えたらこの上ない幸せです。
どうぞ皆様、楽しく温かい夏休みをお過ごしくださいね。
8月16.17日は
宇都宮東武百貨店にて
試飲販売会です。
私たちも店頭に立っていますので
ぜひお越しください!
Hinoe色の日々は毎週金曜日に更新中です。今週末はどんなワインを飲もうかな~っと思いながら読んでいただけたら嬉しいです。
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